歌う船 旅立つ船
shipsang.jpg
アン・マキャフリー「歌う船」とマキャフリー&ラッキー共著の「旅立つ船」

女の子が宇宙船・・・けっこう好きな設定です。うそ、かなりツボです。
歌ってます。稼いじゃいます。冒険もします。恋もします。
続きのシリーズも読みたいのにどこにも売ってない・・・
でもこの2冊も純粋には続き物じゃなくて、違う船の話で、
この先の刊行分も別の船の話な上にマキャフリーが書いてる訳じゃないのだよねー。

「歌う船」の<殻人(シェルパーソン)>ヘルヴァは何人もの乗り手<筋肉(ブローン)>を経て
真の理解者を相棒とする。優しいとも紳士とも言い難いのに、そのひとがいちばん。
16歳から10年間の勤務で大人になっていく成長物語でもあります。
そりゃ恋も「思い描いていたのとは違う人、でもこのひと」になるのも納得。

「旅立つ船」の<殻人>ティアは、自分を苦しめた病を自ら解明するため、
また<非殻人>だった頃の夢を叶えるため、同じ知識趣味の友人と呼べる<筋肉>を探す。
そしてその友情は、<筋肉>アレックスのとあるひらめきから禁忌の感情へ変貌していく。
「君に触れたい」アレックスの想いは、<筋肉>として口に出してはいけないもの。
「船」であるティア、「乗り手」であるアレックスの恋は・・・。

どちらの話も、「すぐそこにいるのにふれられない、肉体のない恋」で、
でも結論は全く違う形でつくことになります。
ヘルヴァの<筋肉>ナイアルも、ティアのアレックスも、どうしようもない感じを抱えているのに、
「船」達の思い切りのいいこと!
まさしく「女の子は元気!(byひかわきょうこ)」。

1961年(と1992年)に書かれたとは思えないみずみずしさです。
SFとしても恋物語としても面白いですよー。
【2009/02/23 21:27】 | れびゅーん | トラックバック(0) | コメント(0)
<<私の血はインクでできているのよ | ホーム | 1月のまとめ>>
コメント
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
http://molv.blog46.fc2.com/tb.php/295-a5308fe4
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

<<

ときどきピスィモー

イベント報告、 買った漫画のコメント、 実況ダイエットなど。

プロフィール

まるた曜子

Author:まるた曜子
別名 むしこ

同人誌とかやってる
漫画・活字中毒患者。
でも最近読み専になりつつ
ありますヨ。

サークル名:博物館リュボーフィ

カレンダー

09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

カテゴリー

カウンター

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する