「日下兄妹」へのいらん感想
ネタバレも若干してますんで、読んでない人にはお薦めしません。
しかも読んだ人でもなんだこりゃです。残念なことに、読み返した私もなんだこりゃです。
シチュエーションに萌えるって、難しいのね…(笑)








「日下兄妹」のヒナはお兄ちゃんのためにその身を捧げるわけで、
エロチックかつピュアな愛を体現するのですけど、
もちろんそれは私自身も好きなシチュエーションでお話として大好きなわけですが、

向かいあってご飯を食べたり連れ立って図書館に行ったりする喜びを、
兄から失わせたことにもなると思って。


短い期間でも急速に家族になっていった彼の、喪失感と罪悪感はいかばかりか。
ま、作中ではそういう描かれ方はしていないし、同化したヒナに対しても感謝しているわけです。

なのでまーホントよけいなお世話的感想です。


ところで、
あいするひとと一体化するという幻想はモチーフとして魅了されます。
(憶えてるかぎりの)初体験は新井素子「ひとめあなたに…」。成人男性1人分を
余さず食べるために思案する女性にゾクゾクしました。
おかげでユーミンの「チャイニーズスープ」は忘れられない歌に…(あんなヘンな歌なのに!)

エロいよね、相手の全部を食べる。

ただし、肉体だけの話。

食人文化のひとつに、英雄(それに類する者)の栄誉を分け合う、自分の身に受ける等の思想がありますね。
それは物理的な力だけではなくトータルの能力をさすので、肉体を(食べて)得ることによって
カリスマ性や思考力等も継ぎたいという部分があると思います。

残念ながら、愛しているという理由で相手の肉体を食しても、一体感は得られないんじゃないかと。
相手が自分を「みて」いるからこそ、実感があるのではないでしょうか。
つまりは物理的な対面です。

ここは拡張現実を含んでいいと思います。仮想人格は含まないな。

愛された、という実感の後に相手が失われた(死ぬとか)とき、
自分は「愛してる」と進行形でいられても
さみしい時が無いわけ無いと思えます。体験してないので断言できませんけど。



なので、つまりね、

ヒナとユキテルが仲良く暮らしていくエンドがどっかにあったらいいのにー!

って思ったのでした。
【2011/10/05 19:29】 | れびゅーん | トラックバック(0) | コメント(0)
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